結婚や出産をすると特に女性の場合は、家事や育児に専念する為にそれまでのキャリアを捨てて退職をしてしまう人も大勢います。その反対に、既婚者であっても仕事に生きがいを感じ、キャリアを積みたい人は定年まで頑張ろうと思う人も多く、中には独身でキャリアウーマンとして仕事に専念する人もいるでしょう。
ただ、毎年新入社員が入社し、会社には年々若い社員が増えて行くと、いつの間にかお局という立場になってしまいます。中には後輩に煩わしく思われ嫌がられる人もいますが、それは自分が相手に対してそう思われる態度をとっている事にも原因があります。日頃から意地悪や嫌味を平気で言ったり、冷たい態度をとったりしては誰からも好かれる事はありません。しかし、どんなに年齢を重ね、勤続年数が長くてもお局と思われない人もいます。そういう人は、やはり普段から後輩と人間関係を良好に保っているからでしょう。後輩が困っていれば助け先輩としての威厳を示すよりも、仲間として接する事がお局と思われない要因のひとつです。
仕事終わりに食事や買い物に行くなど、交流を持つ事でお互いに親近感も沸きます。日頃から仕事を頑張っていれば上司にも評価され、後輩の中にも必ずその姿を見てくれる人がいます。女性が定年まで勤め上げるのは現代ではまだ大変であり、何度も辞めたいと思うかもしれません。しかし転職を繰り返さず一つの会社で頑張る事はとても素晴らしい事ですので、心地良く仕事をする為にも周囲との関係をしっかり築いていく事が大切です。あなた自身も、将来お局と思われないように【お局さんと言われないために……。】に目を通しておくと良いかもしれません。